ビジョン
PRS(Public Reading of Scripture)アプリへようこそ!PRS=ともに聴く聖書朗読とは、「ともに聖書を読んで聴く」という聖書の親しみ方で、聖書の時代から教会で行われてきた習慣です。
PRSは、旧・新約聖書時代の神の民の生活の基盤となっていました。これを行うことで人々は、神が今まで人類に成してくださったことを思い起こし、神の民としてのアイデンティティを形成してきたのです。PRSの習慣は、モーセが律法を朗読したり、ヨシヤ王やエズラがイスラエル人の信仰改革の際に巻物の朗読を行うなど、聖書の様々な場面で見ることができます。
イエス・キリストの時代も、会堂で朗読される律法や預言書をともに聴くことがユダヤ人の生活の中心となっていました。初期のクリスチャンたちもこの習慣に則り、会合では使徒パウロの書簡を朗読しています。またパウロ自身、この習慣の重要性を指摘し、第1テモテ4:13で「私が行くまで、聖書の朗読と勧めと教えに専念しなさい。」と教えています。
そして今日、私たちはこのPRSを身近なコミュニティで行うことができます。神の民にとって、みことばは食べ物同然。ともに集まり、継続的に聖書に耳を傾けることは、私たちにとって食事会のようなものなのです。あなたのコミュニティが主の愛と知識に満ちて成長し、神の働きを行う器として整えられていきますように。ご参加いただきありがとうございます。
PRSの効果的な進め方
PRSを実施する際、手元に聖書があると、聴きながら読み進めることができるので、より効果的です。
リスニングプランは、20分、30分、45分から選べます。なお「聴くドラマ聖書」全巻を聴き終えるのにかかる時間は、約120時間です。
リスニングプランでは、旧・新約聖書それぞれを聴きます。また会の最初と最後に詩篇を聴きます(20分プランを除く)。45分プランを行った場合、全189回(毎日聴いた場合、6ケ月強)で全巻を聴き終えることが出来ます。
朗読の合間に短く黙想の時間を取ることで、聴いたみことばを祈りつつ振り返ることが出来ます。各セクションの黙想のタイミングはリスニングプランに記載されています。
各セクションには、「聖書プロジェクト」のビデオが埋め込まれています。その日に読む聖書箇所を分かりやすく解説しており、物語の構造やテーマ、歴史的背景を理解するのに役立ちます。任意でご視聴ください。
会の終了時には、参加者への感謝と、次回の参加を促す励ましの言葉を述べましょう。分かち合いは必ずしも行う必要はありません。大切なのはあくまでも、みことばをともに聴くことです。